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エレベーター用語集
「昇降路救出口」
昇降行程の途中に非常停止階(乗場が設けられていない階)が続いて存在し、乗場と乗場の間隔が著しく長いエレベーターにあっては、かごが何らかの原因でその部分に停止した場合の、乗客の救出を容易にするため、昇降路に救出口を設けなければならないとされている。
これを昇降路救出口という。
昇降路救出口には、昇降路の内側及び外側の何れからも鍵を用いなければ開けられない自閉式の戸を設け、正規の乗場の戸と同様のドアスイッチを設けることが必要である。
また、昇降路救出口は、乗場の間隔が10mを超えるとき必要で、それらの間隔が10mを超えない範囲で設けることが望ましいとされている・
なお、急行ゾーンのように非停止区間の長いエレベーターにあっては、昇降路救出口の代わりに、隣接かごからの救出ができるようにした側部救出口(サイドエクジッド)を、かごの側壁に設けることが認められている。